私立恵比寿中学の妹分 桜エビ~ずの3rd CD-R
「お年頃distance」が発売されました
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お年頃distance ボクエール 嘘とライラックの3曲入りです
嘘とライラックが最初に披露されたので てっきりこれがリード曲だと思ったけど
本命は「お年頃distance」でした
この「お年頃distance」は”桜エビ~ずは楽曲が良い”どころではなく
凄いサウンドプロデューサーに支えられてることが決定的となった
モンスターアイドルソングです
まずお年頃distanceの解説の前に一個前のシングル初恋模様の説明
初恋模様は「可愛らしいアイドルソング」の皮をかぶったドファンクミュージックです
↑これエフェクトかかっててわかりづらいんですが
ベースがスラップしまくってうねってとんでもないことになってます
(スラップは指で弾く弾き方)
”ベースが凄いことになってる”のが分かり易いのが2:59秒からの間奏部分です
ここを聴くと実はベースがスラップしまくりだったことに気づきます
3:08あたりの指で弾いてる音がわかりやすいと思う
そもそもグゥーンというスライドから入る時点でまともな曲じゃないんですけどね
じゃあなんで初恋模様はこんなベースが前に出てるのか?
これは思春期の男子のムラムラした気持ちをベースで表現してるんです
歌詞で綺麗事いってますが ムラムラした気持ちは楽器で表現してます
で お年頃distanceに戻りますが
これも初恋模様と同じくドファンク曲となっています
つまり初恋模様とお年頃distanceは実は姉妹関係なのです
初恋模様よりも激しい版がお年頃distance
で この曲
まんま東京女子流のLiarなんですよね
とっくの昔に他のアイドルが似たような曲やってた
けど女子流は売れなかった なぜか? ただアイドルにファンク歌わせただけだから
「真面目なの歌って偉いですね~」と上の世代が喜んで終わりだった
しかしお年頃distanceはファンク曲をアイドルソングに落とし込んでるんです
背伸びの恋愛なのではなく 等身大の女の子の歌詞を歌わせてる
サウンドもマニアックさを感じさせない作りになっている
あと細かい話をすると お年頃distanceはスラップとルート弾きの重ね録りしてる可能性が高いです スラップの音と図太い低音が二重で鳴ってる気がするので
スラップ鳴らすだけどマニア向けに聴こえるしボーカルも歌いづらくなるからでしょう
今のところ桜エビ~ずの一貫したテーマは「マニア向けを一般に届くように」ですね
ちなみに桜エビがこぶしファクトリーの「ちょっと愚直」をカバーしたのはファンク繋がりだからでしょうね あれもファンクを一般向けに落とし込んだ傑作です
お年頃distanceの良い所は歌詞にあまり深い意味がないことです
可愛い顔して炎上させたりディスっちゃうよ~とそんなに深い意味はない
落ちサビの「ヘラヘラしてるフリして泣いていた」はなかなかグッときますけどね
あと2:16~17あたりのピッピッピってスラップ最高
しかし ぶっちゃけぼくは初恋模様のほうが好きです
羊の皮をかぶった狼感が好きなのです笑
歌詞も好みだし
桜エビ~ずは楽曲がとんでもないことになってるモンスターグループです
外れがない(ビリーブはちょいと微妙だが) すげいグループになってる
が それすらも超える楽曲を持つグループが…
ヒント ◯ってん少◯隊
いつか解説したい