先日恵比寿リキッドルームの生バンドライブをソールドアウトさせ
ライブは大成功に終わったsora tob sakana
ぼくがオサカナの楽曲を良いと思う部分を解説しようと思います
ソラトブサカナのサウンドを作ってるのは照井順政さんですが
この方はおそらく「もうメロディは限界 リズムにしか新しいものは無い」と思ってる側の人間ですね
リズムに新しさを求めるのは ロックバンドよりもJAZZやフュージョンです
なので照井さんはフュージョン側の人間ととらえたほうがいいかもしれません
なのでサカナのベースはリズムを刻むベースが多い
たぶんベース弾いてるの照井さんの兄の6弦ベースなのですが
6弦というと「音が凄そう」ですが逆で 6弦とか使ってる人のほうが
前に出ようとしない「渋い人」が多いのでファーストアルバムはベースの音小さい…
それとオサカナ楽曲の魅力に外せないのが照井さんの歌詞です
正直言って真面目すぎてまったく頭に入ってこない
「サカナのあの曲の歌詞が泣けるんだよね~」って曲は皆無です
そういう人も少ないと思う でもこれって今のアイドル業界では珍しい
照井さんが天然なのか共感をまったく得ようとしてないのか
とにかく糞真面目で何を言ってるのかよくわからん曲が多い
「広告の街」なんて恋愛を歌ってることに最近気づいたくらいだし!
その天然?生真面目な照井さんが「えーとアイドルの可愛い歌詞ってこんなのかなぁ?」って頑張って萌え萌え路線を狙った「帰り道のワンダー」や「ケサランパサラン」が良い味をだしてるんですよね
ぼくはどっちつーと「凄いことやってるから好き」の逆で
意識高い人が制約の中で一般ウケのギリギリを狙う曲が好きなのです
その傑作はファーストアルバムの中では「まぶしい」「マイノーツ」「新しい朝」
の3曲ですね
https://soundcloud.com/sora-tob-sakana
↑ここできける
リズムに拘ってることを全面に押し出した「広告の街」のような曲だけでなく
誰もが良いと思う曲を作ろうとするクールな姿勢が照井さんの魅力ですね
何度も書いていますが「新しい朝」を聴いて コイツ信用できると思った
「まぶしい」も「マイノーツ」も良いメロディっていうよりも
グルーブで踊らせようとする音楽になってます それでいてわかりやすい
特に「まぶしい」の魅力は間髪そのままサビに繋がるトコですね
「マイノーツ」の魅力は出だしのデッデッ デッデッのギター音がそのまま後半まで残る
新しい朝はアルバムの中では珍しくキチンとベースがベッタリと鳴っています
ものっすごいスタンダードなバンド曲の「おやすみ」など全曲いいんですけどね
CD聴いた時はわからなかったですが 生バンドライブで帰り道のワンダーを良いと感じた理由はベースラインがJAZZのウォーキングベースっぽかったからです
ライブの音量だとよくわかった
ファーストアルバムsora tob sakanaは名盤なのですがミックスマスタリングがあまりにも渋すぎて そこは駄目です ベース音量低すぎる楽曲多いし 全体的に輪郭がはっきりしない 音圧高い世の中に対抗しようとしすぎて逆に気持ち悪い音質になってる
CDだと帰り道のワンダーのよさがわからなかったし(^_^;)
これについては照井さん本人もTwitterで反省してたっぽいですね
そして最近発売されたサカナの新譜「cocoon ep」
このミニアルバムのリード曲ribbonが面白いことになってる
↑この楽曲は明らかに今までのオサカナの楽曲と違います
思いっくそ普通にベースが鳴りまくっています
「ちゃんとわかりやすいので勝負」がコンセプトだったのかな?
そうかと思えば思いっきりリズム意識に拘った「tokyo sinewave」があったり
バラエティ豊かなアルバムになってる
アイドル楽曲の中で「次どんなの出すんだろう?」と一番わくわくするのはオサカナですね(全曲好きってわけでないが)
サカナを見てると音楽を好きな人がプロデュースしてるのがいかに大事なのかがわかる
「良い曲があるんだよね」は簡単だけど それより音楽が好きというベースが大事なのです