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山本寛さんの「ももクロAKBはガチ感が無くなった」は鋭い

先日行われた生ハムと焼きうどんの東京ドームシティホール

アニメ監督の山本寛さんも観に行ってたようです


↑ぼくの感想と違いべた褒めなのですが 鋭いことが書かれています

何より「ガチ感」が凄い。セルフプロデュースなのでやらされてる感じがまったくない。今や「ガチ感」はAKBにもももクロにもなくなった。

 

この文章を言葉通り受け取ると 今のももクロは「やらされてる」になってしまうので「ガチ感」はもっと抽象的なことを表してるのだと思います

(超やらされてるのを楽しむ文化もあるが)

 

確かにこれはその通りです 実際ぼくも最近のももクロ桃神祭は微妙だと思う

ようするに緊張感が無いのです 緊張感も無いし狂気も感じられない

ホンワカしたムードでホンワカしに行くだけのイベントみたいな

 

 

ただ…古参ファンからすると 今のももクロはそれでいいんですよね

具体的に説明しますと2011年~2012年あたりの「ブレイクするかしないか」を見守ってた次期はハラハラしっぱなしで 素直に楽しむどころではありませんでした

 

そんな経験をした身からすると 今のホンワカしたムードはいいんです

「あぁ売れたなぁ よかった」と満員の日産スタジオを見るだけで十分

でも昔の狂気が無くなったのは確かだし 今のももクロつまらないって意見もわかる

 

 

生ハムと焼きうどんのTDCホールを酷評しましたが あの緊張感は見ものでした

全ての寸劇の始まりがぎこちなかったり 微妙な間違えもあったかも?

アンコール後の終了もちゃんと考えてなかったっぽいし ガチ感がハンパなかった

 

 

確かにガチ感は重要です でもどうしてもモヤモヤしてしまう

 

例えば 昔のももクロは体力も無かったり無駄な動きが多かったりで

「汗でビショビショのライブ」が多かったです それが「ガチ感」に繋がりました

そう この話は「上手くなって余裕が出たらいけないのかよ!」「練習して損した」って話に繋がってしまうのです(ガチ感はスタミナや汗だけの話では無いと思うが)

 

そういった不完全さから生まれるガチ感のような物を否定するつもりはありません

自分もそれこそが全てと思ってた次期もありますし

 

 

ただ「ガチ感」が行き着く先は破滅だと思うのですよ


↑生ハムと焼きうどんの東理紗さんのTwitterはガチですが

悪い意味のガチだと思うし…これを続けたら いつか壊れます

 

Twitterが世界の全て系の地下アイドルもみんなガチですが

破滅に向かうガチですよね

 

 

ん~だからどこかで売れてガチから方向転換が必ず必要で仕方のないこと

 

「ガチ感」に拘るのは

「AVはデビュー作に限る」

と言ってるのと変わらない気がしちゃいます (個人的にですが)

 

 

「ガチかガチでないか」で判断したらつまらない

ぼくはもっと広い目でアイドルを楽しみたいし評価したい

 

 

ぼくの「良いアイドル」の判断基準は「なんなんだこれ?」です

コンセプトとかそんなんではなく 一曲単位の細かい話です

「今の曲なんなんだ?」とか「今すげぇもん見た気がするぞ」って体験です

 

初期のももクロで何度もそれを体験しました

最近になって久しぶりに「それ」を体験したのが


↑これです


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